シービーズオリジナルモールスキンジャケット

労働者の服といえば、ジーンズが有名ですがヨーロッパではモールスキンが使用されていました。ジーンズよりも丈夫と言われている素材で、生地は光沢があります。モールスキン＝分厚いという認識を持っている人が多いですが、年代によって厚みが違うため一概には言えないのかなと思ってます。

丈夫さだけで言えばダック素材も中々いい線行くのではないかと思ってます。カーハートのダックパンツの経年変化品も中々に綺麗で心惹かれます。ダブルニーのタイプが欲しいけど、買うタイミングを逃し続けてます。

モールスキンの値上がり

モールスキン＝フレンチインクブルーのイメージが強いですが、レアカラーでブラック、超レアカラーでホワイトも存在しています。

ホワイトの相場は分からないですが、ブラックの方は相当値上がりしててちょっと手が出ない価格になってました。本国でも人気があるようで流通量が減っているみたいです。

それでもブラックモールスキンが欲しいという人への朗報が、京都のミリタリーショップの老舗のシービーズでオリジナルの復刻をされています。ブラックとホワイトの2色展開で、ブラックをゲットしてきました。

ブラックモールスキンを着込む

モールスキンも生地が丈夫なので、ガンガン着込んでガンガン洗うとジーンズのような経年変化をします。以前ZUCCa　TRAVAILで購入してガンガン着込んだものがこちらです。（多分モールスキンかと思います。そして一応フランス製）

いい具合にクタっとヤレてきて、あたりも出てきていい感じです。

サイズ感も悪くなく、肌触りもいいので結構な頻度で着用してます。着こんで古くなって生地も薄くなって、テロテロになった服は自分に合ってるという感じがします。

シービーズのものは、ディテールや生地感は再現されていますが現代の技術で「いい物」を作っており着こんでも当時の雰囲気の再現は難しいのかなと踏んでますが、これからどんな味が出るのか楽しみです。

しばらく着てみて良かったら、白も買ってみようかと思います。経年変化をする服が好きなんですが、レザーはフェイクレザーに変わり、染めものの服はクレーム対策で色落ちしないものになってます。ジーンズですら色落ちしないデニムが出ている時代ですもんね。

もっと楽しめる服が増えればいいなと思います！