NAOHIROのブログ

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靴、服、自転車、子育て、食べることなどにこだわりを持つ男のブログです

包丁を磨いて錆び防止|平の艶消しが消えるまで磨く

普段の料理には土佐包丁の舟行包丁を使っています。母からもらったもので、最初は黒打ち刃物だったのですが、黒打ちの部分でも酸が強い食材を切ると錆が浮いてきます。浮いた錆をサビトールで取っていたら段々と黒打ちの部分が落ちてきて、今は黒い部分は残ってません。

ただ、黒い部分が落ちてもガンガン使ってて錆が浮くことはあまりないのですが、同じくメインで使おうと思って購入した堺孝行の牛刀は使うたびに錆が浮いてきて、それが嫌であまり使うことがなくなりました。21cmと30cmの2本持っていますが、置いといても仕方ないので平の部分の艶消しされている部分が錆びるのでそれを磨いて落とすことにしました。

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砥石で落とすことも考えましたが、ペーパーのほうがやりやすいかなと思い耐水ペーパーをコーナンで揃えてきました。人前で使うわけではないので、鏡面にはしませんが錆が浮いてこない程度には仕上げようと思って、仕上げ砥と同じ6000番までのペーパーを購入してきました。サビにくくするのが目的で特に鏡面にしたいわけでもないのでこれくらいで十分です。

 

ネットで見たら600番から始めるのがおすすめと読んだので、早速磨きます。研磨ブロックが家にないので、消しゴムサイズにペーパーを切ってガシガシ磨きました。

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かなり磨きましたが、元々の研磨目がきついせいか全然取れず…仕事でオービタルやベルターで塗装前仕上げをすることがあるのですが、経験上もっと荒い番手じゃないと無理だと思い、120番、240番、320番を追加で購入してきました。

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これで1000番終了。ペーパー目がまだまだ残ってます。

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これが1500番か2000番まで磨いたあとです。

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3000番、4000番まで磨き終わりました。写真だと表面がザラザラして見えますが、台所灯が写るくらいにはなりました。まだ、6000番のペーパーがありましたが、この時点でサビが出にくくなったので終了しました。

1日30分から1時間で4日に分けて磨きました。まだ一部購入時の研磨目が残ってますが、さすがに面倒くさくて…

磨き終えたら、当然刃が無くなってたので研いで刃付けして完成です。YouTubeとかみてるとみんなすごいですよね。自分にはあそこまでの根気はないです。

元々の包丁の研磨目が深くなければもっと短い時間で出来るので興味がある方はやってみてください。

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