新型コロナウイルスで働き方に変化
うちの会社でも緊急事態宣言後に、テレワークが導入され、出社する人は時短勤務になりました。導入当初は、準備不足や他社への周知が徹底出来ておらずバタバタとしましたが、1週間もすれば運用できる体制が整ったように感じました。
日本人は働きすぎ
うちの会社の社長は今年77歳で若いときはバリバリ働いており、残業、休日出勤当たり前の時代を経験してこられた方です。当時の感覚を今の会社でも実施しているかというとそうではなく非常に過ごしやすく、従業員満足度を第一に考えてくれており働きやすい会社だと感じてます。
その社長が今回のコロナのテレワークと時短勤務を実施した後に、「日本人は働きすぎ」「時代は変わっていく」と話をしてました。他所の会社と話をしても結構な人が同じことを話すし、営業職ですが無駄な時間が多かったと見直すきっかけにもなりました。
変わりそうなところ
テレワークと時短勤務でうちの会社で変わりそうなところと課題になるところを感じたので紹介します。世間でも一般的に言われることとあまり大差はないです。
移動時間
営業するときには客先訪問して話をしてましたが、新型コロナの関係で会社の来訪が難しくなりWEB会議や電話で済ますようになりました。今まで電話やWEB会議では難しいだろうと思ってましたが、内容次第ではWEB会議や電話で十分問題ないことが分かりました。
相手の理解も必要ですが、今後も継続出来れば費用、時間ともにかなり節約できそうです。
会議
無駄な会議と必要な会議が明確になりました。部屋に集まっての社内会議が禁止になりましたが、必要であるとみんなが認識している会議はWEBミーティングになりました。なくても困らなかった会議については、頻度を減らすか中止になりそうです。
フレックス、コアタイム
時短勤務でも仕事が回ることが分かったため、フレックス勤務の検討をしています。ただし、相手先も同じ条件なので、仕事が回っていたのもありましたが緊急事態宣言があけて通常営業になった際にどうなるか様子見してからになります。
課題になるところ
モノづくりは無理
モノづくりをしているところはそもそも難しく、営業職ではありますが現場に入ることもありました。ロボットで自動化しているところは出勤者を減らしてましたが、そういったことろは少なく、また機械と止めると再開に時間がかかるため時短勤務するくらいなら一気に作るほうが効率がよいためテレワーク、時短勤務ともに難しかったというか無理でした。
承認印、決裁印の印鑑
印鑑が必要な書類になると、テレワークで不在な人から印鑑をもらうのが難しくなりました。書類によっては電子印ではダメという会社なので、その分提出までに時間が掛かりました。
意思疎通
会社にみんないると気軽に話しが出来て意思疎通も楽にできましたが、テレワークになると「これくらいならまあいいか」「次会ったときに話そう」という気持ちになります。短期間であれば影響は少なそうですが、これがずっと続くとどこかで意思疎通がうまくいかず問題が出てきそうな気がしています。
進む働き方改革
新型コロナの影響を受けて、働き方改革がぐっと進みそうです。うちの会社だけでなく他所の会社の話を聞いても徐々に変化はしていきそうです。この流れは日本だけでなく海外でもあるようです。
日本の低かった労働生産性が高まって、働きやすい環境になればいいなと思います。