持っている革靴の手入れを2,3か月に一度は、革の状態を見てクリームを塗ったり栄養スプレーをかけたりしてます。その中でもBUTTERO(ブッテロ)のブーツはキレイなフォルムでおしゃれだなと感じます。
持ってませんがRED WING(レッドウイング)のペコスと比べて、シュっとしてて、スマートなデザインをしてます。
買ったのは随分と前で、ところどころスエードが剥げてきてますが、今でもたまに履いてます。
ブッテロのブーツは形が綺麗
ブッテロのブーツは高校生の頃に読んでいたメンズノンノでかなりの頻度で紹介されており、しかもそれがかっこよかったのが今でも記憶に残ってます。
実物をみると綺麗な形で、ぐっと心惹かれましたが値段が高かったこととミハラヤスヒロがそのころは好きだったのでミハラのブーツに流れていきました。
ただ、ずっと欲しいと気持ちはあって、社会人になってから購入をしました。よかったところ、悪かったところを紹介します。
形が綺麗
ブッテロのブーツで一番よかったのは、形が綺麗なことです。イタリアのブーツらしく細身のシルエットで甲も低く、シュッとしたフォルムが本当に綺麗です。
当時、試着して足にぴったりとなるサイズを選んだおかげで、ブッテロのシルエットを活かして履いてます。
艶感が美しい
スエード素材だからなのか、ブッテロだからなのか分かりませんが独特の艶感、光沢があってかなり美しいです。ブラウンなんですがレッドにも近い絶妙な色具合が素晴らしいです。リジッドデニムやブラックパンツなどのシンプルなパンツだと靴が引き立ちます。
このあたりはMADE IN ITALYのイタリア人の気質が靴に詰まっているのではないかと思ってます。シャツにしてもパンツにしても、車にしてもイタリア製品はイタリア人の職人気質の塊です。
ブーツはスムースレザーが好きで、スエードはあまり持っていないので付き合い方が未だによく分かりません。
栄養スプレーと防水スプレー、ブラシをかけるなどの特別なことはしてませんが、履きこんでいくうちにつく傷や剥げ以外は状態を保てていると思ってます。
良いところを伝えてきましたが、次は悪かったところというか気になるところです。
履きなれるまで足が痛い
どの革靴、ブーツでも履き始めは痛いだろ!とみんな思うでしょうが、レッドウイングやトリッカーズのブーツとは違う傷みで、足が疲れやすいというか足の裏からガンガン突かれているような感覚です。
日本人の足がイタリア靴に合ってないのもあると思いますが、慣れるまでかなり痛かったです。我慢してずっと履いてるとソールが馴染んでくるのか今では普通に履けてます。
ピッタリのサイズ感を選びすぎた
これは靴が悪いのではなく自分自身のミスになります。初めてのペコスブーツだったため、サイズ選びを他の革靴同様ピッタリ目に選んでしまったのを少し後悔してます。
まず、履くときに靴ベラを入れるのも難しく、入り口への負担がかかっているのが不安です。今のところ破れなどはないですが今後一番最初に破れてきそうな気がしてます。
次に脱ぐ場面が多いと、ピッタリ目のサイズ感のため着脱に苦労してます。一日中履きっぱなしという場面の日に絞って履くようにしてます。
履いてしまうとぴったりとしてて、何の違和感もないのですが、着脱のことを考えると後悔してます。
ブーツを履く若い人が減ったこと、イタリア靴のブームが落ち着いたこともあって目にする機会は減ってきましたが今でも愛用してます。1足しか履いてないので、あまり参考にはならないかもしれませんが、購入検討されている型の参考になればと思います。